2005年04月18日

掲示板の向こう側

自分が体験した訳じゃないですけど、他人が体験している最中に遭遇したことがあります。

インターネットの掲示板で、不思議な話をみんなが持ち寄っている板があります。
たまに面白い話が投稿されているので、時々覗いていました。
その日見た話は、時刻を見ると数分前の投稿でした。


たった今帰宅するとき、道ばたで数人の子供達が遊んでいた。
ずいぶんな夜中なので、奇妙な感じだった。

という、たわいもない話でした。

その他には特に面白い話もなかったので、ちょっとした戯れに書き込んでみました。
「その子達はあなたの部屋まで付いてきてるかもね。気を付けて」
たった今この話を書き込んだ人が、まだ掲示板を覗いていて、これを読んだら驚くかも。
それくらいの軽い気持ちでした。
もう一つ、不安がらせるために書き込みしました。
「玄関でピンポン鳴っても、開けちゃだめですよ」

しばらくしてからもう一度掲示板を覗いてみると、新たな書き込みがありました。
「今チャイムが鳴った。開けなかったけど。開けたらどうなってたんだろう?」

でまかせで言った通りのことが起こったというので驚きました。
パソコンの向こうで怯えている人がいます。
けれども、こっちだってとまどっています。
軽いいたずらのつもりだったけど、実はいたずらされているのはこちらなのでしょうか。

「開けたらどうなってたんだろう」の言葉に返事を書きました。
「そりゃあ、中まで入ってきて大変なことに」
もう入って来たと返事があったら、どうしたらいいのでしょうか。

ひどく取り乱した様子で返信がありました。
「窓ガラスに手跡がついている。もう入って来ているかも知れない」という内容でした。

話が出来すぎているような気がしてきました。
こちらが書いた内容に合わせて、ありもしないことを書いているのではないでしょうか。
そう思うと、こちらはさっきまでと違い余裕が出てきました。

「部屋の四隅に盛り塩してみて」
まさか本当にやらないだろう。と思いつつ、そんなアドバイスを言ってみました。
盛り塩がどんな効果を持つのかなんて知りませんし。

しばらくしてまた返事がありました。
盛った塩の山がいつの間にか崩れている。
ちょっと目を離した隙に、目の前の盛り塩もつぶれている。

本当だったら怖いだろうな。と思いながら、わたしはこのやりとりにも飽きてきていました。
「もうどうしようもない。あきらめて」
そう書いて突き放し、あとのことはほったらかしで寝てしまいました。


夢を見ました。
人通りのない夜道で小さな子供達が輪になって歌を歌っている姿。
そこを大人が通りかかって、子供達が後に付いていきます。
玄関のドアで閉め出され、懸命に背伸びしてチャイムを押す子供。
元気のいい子が木に登って、ちょうど開いた窓から中に入って。
大人が机で何かしてる間に、玄関を開けて仲間を入れました。
そのうち大人がお皿に塩を盛り始めました。
一人がそれを蹴り飛ばすと大人がびっくりしています。
みんなまねして全部蹴飛ばしました。
また大人は机に向かったまま動かなくなりました。
子供達も退屈して寝てしまったようです。
朝になり、子供の一人がテレビを付けました。
楽しそうに早朝のアニメを見ています。

そこで目が覚めました。
夕べの出来事があったから、こんな夢を見たのでしょう。
途中までは掲示板のやりとりそのものでしたから。

掲示板を確認しましたが、その後の書き込みはありませんでした。
夕べの彼がまた見るかどうか分かりませんが、
「おはよう。アニメが終われば帰ると思うよ」
とだけ書いてパソコンを閉じました。
posted by 黒鳥 at 16:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 041〜050 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
顔面騎乗、足フェチプレイ等、妖艶な女王様にたっぷり可愛がってもらえるよ(*´ェ`*)♪ http://www.b8y.in/
Posted by 舞花 at 2012年08月01日 06:57
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